環境省 花粉症保健指導マニュアルをチェック

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花粉症シーズン
対策は万全に♪
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春に飛散するスギやヒノキ科の花粉の総飛散量は、前年夏の気象条件に大きな影響を受けるといわれています。
スギの花は雄花と雌花に分かれており、花粉を飛散させるのは雄花です。
スギは7月から8月にかけて雄花になる細胞が分化して成長を始めますが、このときの気象条件、日射量や気温、降水量などによって、雄花の量が変化し、これによって翌年春の花粉量が変動します。
<気象条件との関係>
前年の日射量が多いと翌年春の花粉数が多く、日射量が少ないと花粉数が少ないという関係になっています。
気温が高く日射量が多いと花粉は多くなり、逆に雨量が多く湿度が高いと花粉は少なくなります。
つまり、前年の7月が高温・少雨(猛暑)であれば、翌 年の花粉が多くなり、低温・多雨(冷夏)であれば花粉は少なくなるという関係になります。
昨年の夏を憶えていますか?
その結果が、今年の春に正直に顕われるというわけですね。
◇環境省 花粉症保健指導マニュアル
花粉症の種類や発症状況は各地方の植物の種類や花粉の数によって異なり、その動向は花粉の飛散状況とおおよそ一致します。
花粉症の人は、毎年増加していると考えられますが、どの程度増加しているのかはわかっていません。
また、増加の原因は、花粉飛散数の増加に加えて、様々な環境の変化の影響も考えられていますが、十分な確認はされていません。
花粉症以外のアレルギー疾患を持っている人や、家族が何らかのアレルギー疾患を持っている人は、それのない人に比べて、花粉症になりやすいと考えられています。

花粉症の正体は、花粉に対して人間の体が起こす異物反応です。
体の免疫反応が、花粉に過剰に反応して花粉症の症状が出るのです。
体が花粉を外に出そうとするために、「くしゃみ」で吹き飛ばしたり、「鼻水」「涙」で花粉を洗い流そうとしているのです。

日本では1970年代前半から急に報告が増えたこともあり、食生活など生活習慣の欧米化による人間側の変化の影響を指摘する意見もあります。
また、換気の悪い部屋でのストーブやガスレンジなどの燃焼による室内環境の汚染も花粉症の悪化に関するとの指摘もあります。

予防法には、花粉のばく露を防ぐ方法と、薬物による予防法があります。
大量の花粉に出会うと、体が花粉に対する抗体を産生する可能性が高くなります。
スギ花粉に対する抗体をたくさん産生すると、何らかのきっかけでスギ花粉症を発症しやすくなります。
また、軽症で花粉症であることに気がつかなかった人も、花粉を鼻からたくさん吸い込んだり、目に入ったりすると、花粉症の症状が強くなります。
なるべく花粉に接しないことは重要なことです。
花粉症の予防、治療および花粉回避のために、スギ花粉などで行われている花粉飛散開始予測日を含めた花粉情報や飛散状況が参考となります。
また、一般的な注意事項として、睡眠をよくとること、規則正しい生活習慣を身につけることは、正常な免疫機能を保つために重要です。
風邪をひかないこと、お酒の飲みすぎに気をつけること、タバコを控えることも鼻の粘膜を正常に保つために重要です。

マスクの装用は、吸い込む花粉をおよそ3分の1から6分の1に減らし、鼻の症状を軽くする効果があります。
また、花粉症でない人も、吸い込む花粉の量を少なくすることで、花粉症の発症を抑えることが期待されます。

着用に違和感のない花粉症用メガネも販売されていますが、通常のメガネ使用だけでもメガネを使用していないときより眼に入る花粉量は減少します。
実験では、通常のメガネでも、メガネを使用しない場合の約1/3に抑え、さらに防御カバー付きメガネでは、より花粉の侵入を減らすことができるとの報告があります。

<服装>
一般的にウール製の衣類などは花粉が付着しやすく、花粉を屋内などに持ち込みやすいので、服装にも気をつけることが必要です。
花粉飛散季節中の外出時の服装はウールの衣類は避けたほうがよいでしょう。
綿またはポリエステルなどの化学繊維のものには花粉が付着しにくく、付着した花粉を吸い込む量を減らすことが期待されます。
人間のからだで花粉が付着しやすいのは露出している頭と顔ですが、帽子をかぶることで頭への花粉の付着量を減らすことは可能です。
<うがい>
鼻の粘膜には線毛があり、粘膜の上の異物を輸送します。うがいは、のどに流れた花粉を除去するのに効果があります。
外出から帰ってきたら、うがいをしましょう。
<洗顔>
外出から帰ってきたら洗顔して花粉を落とすとよいでしょう。
顔を洗うと、花粉症の症状が軽くなることがあります。

○ 薬物による予防法
薬物による予防法は、基本的には治療としての薬物療法と同じです。
薬物を花粉症の季節の前から予防的に服用し始める(初期療法)とより効果的で、花粉症の治療期間も短くなります。
完全な予防にはなりませんが、症状が出てから治療を始めるより効果的であることが報告されています。
お出かけの際は、花粉飛散量をチェックしましょうね♪
花粉の量を今すぐチェック
厚生労働省 花粉症特集サイト

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