◆脳には刺激が不可欠!

実は、人間の脳も、「慣性の法則」に則り、変化に対して抵抗するのだそうです。
居心地のいい状態、現状に安住してしまうというわけです。

ラットの実験結果に、知的刺激の多い環境に置かれたラットは、そうでないラットよりも新しいニューロンの生産を2倍にしたという事実があるそうです…
これは何を意味しているのでしょう。

詳しくは割愛しますが、人間においても、これと同じような研究結果も存在しています。

脳細胞は、加齢と共に死滅してゆく運命にあるわけですから、若い時からの貯蓄が必要であるのは事実ですが、しかし、嬉しいことに、歳をとっても、ニューロンを増やしてゆくことは可能だし、死滅率を抑えることもできるのです。

それは、「慣性の法則」からの脱却です…。
人間は、新しいことを学ぶたびに、新しいニューロンを発生させます。
そして、樹上突起や軸索と呼ばれる接続繊維を拡張して、知的刺激によって生じた新しいニューロンを支えてゆくと言われています。
この接続繊維は、記憶と学習にかかわるほかの細胞にインパルスを伝える仕事をします。

また、現状維持から脱却して、新しい取り組みを始めると、脳ではドーパミンという幸福感を与える神経伝達物質が増えます。
結局、新しい取り組みは、幸福感をも伴うというわけです。
常に新しい刺激を求めていれば、脳はドーパミンを分泌しつづけると言うわけです。

知的刺激は、脳の衰えを防ぐ効果的な手法であることは間違いないようです。
アルツハイマー病に対抗する予防的効果も認められています。
知的刺激は脳の余分な神経回路を作り出すことにより、脳細胞の低下やアルツハイマー病の発症を防ぐことが可能になるというわけです。
脳は、知的刺激だけでなく、社会的な刺激(交友を広げたり、社会的活動に従事するとか)でも、新たな刺激に対して、確実に反応してくれます。

ちょっとした工夫で、脳に刺激を与えることは可能なのですよ。
毎朝、散歩を行い、その際に、できるだけ同じルートを通らないようにするとか、通勤の経路を頻繁に変えてみるとか、人付き合いが苦手であっても、地域の活動に携わって交友を広めるとか、或いはあらたな趣味を持つとか…
とにかく、刺激の少ない生活から脱却してみることを考慮して生活するだけで、脳には確実に変化が訪れます♪

何もないのが、いい暮らし…確かにそうかもしれませんが、脳は刺激を求めているのです。
実は、脳には快感部位というものがあって、脳の35%位がそれにあたるそうです。
脳は、もともと快感を感じたい仕組みになっているのです。
ドーパミンを分泌しつつ、新しいニューロンを次々と作り出す日々を続けることができたら、とても幸せだと思いませんか?
居心地がいいからと言って、今の日常に満足なさらぬように…♪
みすみす、脳細胞を死滅させてゆくのはやめましょうね…。新しいこと始めましょ♪



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