◆左脳と右脳のバランス

人間が生まれた時の左脳と右脳には、ほとんど差異がないそうです。
ただ、少しばかり、左脳が音声を聴くことに優れているようです。
このほんの少しの言語情報収集能力の違いが、歳を経るにしたがい積み重なってその差が広がり、結果として、右脳と左脳の役割が多少異なることになります。

しかし、右脳・左脳に対する俗説の影響が多いのも事実らしいです。
最近の右脳偏重ブームに、それは多く見られるみたいです。
左脳主導型人間が多すぎるのは、今の教育制度が間違っているからだと主張している人達もかなりいますね。
幼児教育にしても、○○式と言われる右脳開発に重点を置いた教育もさかんに行われているようです。
しかし、右脳、右脳と、あんまりこだわる必要はないようです。
脳の分野は、判っていることよりも、判っていないことの方が多いと言いますしね。

右脳よりも左脳が優れているとはっきり判っているのは、一般的に目で単語を読む場合や耳で話を聞く場合などの、言語情報による刺激がからんだ仕事に関してだけだそうです。
しかも、右脳ではできないというわけではなく、左脳のほうがいくぶん優れているという感じらしいです。
それと、右脳だけでは絶対にできないことに、「話すこと」があげられます。
右脳は音声を伝達する筋肉を制御することができない為に、右脳だけでは唖になってしまうそうです。
研究者レベルの文献で左右半球の機能がはっきりとわかれるのは、この発生能力についてだけだと言われています。

教育プラグラムや自己開発セミナーにおいて、あまりにも右脳を重視したものは、眉唾ものとして考えた方が無難かと思います。
会社の中にあっても、右脳型人間とか、左脳型人間として決め付けたような評価を下す人もいるようですね。
まあ、本屋さんを覗いてみると、右脳を鍛えよと謳っている本が圧倒的に多いですから、仕方ないかもしれません。
但し、発想力を高めてゆく時代であると主張することには、異論はないように思えます。
これだけ、IT化が進んでゆくのなら、今まで人間が行っていたホワイトカラー的単純事務作業は、どんどんなくなってゆくでしょうから、優れた企画提案力というのが、これからは必要になってくるのでしょうね。
そういう意味では、脳の活性化を研究してゆく意義は大きいと思います。
でも、それが、右脳教育だと決めつけるのはいかがなものかと…。

なんでも、バランスだと思います。
右脳教育全てが眉唾だと言うわけではなく、右左にこだわりすぎる必要はないのではないかということです…。
たとえば、右脳開発に役立つとされる「クリップテスト」なるものがあります。
いわば、発想力を高めようと言うテストですが、私は、この手のものは好きです♪
※クリップテスト
クリップの本来の目的以外の用途を3分間以内で、できるだけたくさん文字や絵で表現するテストです。
一度、トライしてみてください♪
20種類以上明らかに異なる用途のアイディアを思いついた人はかなり凄いとされています。
平均は10〜14だそうです。
(児玉光雄著 頭が良くなる秘密ノート)
右脳開発に役立っているのかどうかは、判りませんが、明らかに、脳を刺激していることは間違いありません。
自分の取り組めそうなもの、興味のあるものに、チャレンジしてみるということは、脳にとってマイナスになることはありません。 右脳開発なるものだけが、脳の活性化に役立つという風潮を、鵜呑みにしないということを知って頂き、 脳をいろんな角度から勉強してゆくことが大事かな〜と思っているだけです♪

でも、どうしても、右脳が取り残されているような…という方、 気になるのなら、簡単な右脳開発法あります♪
・左手でハブラシを使う
・左手で櫛を使い、髪を梳く
・左手で食事をする
・左手で絵や文字を書く
・左足を使って運動をする(ボールを蹴るとか)
要は、左を使いましょう…ってことですね。
根拠は、当たり前のことですが、左を使うことで、右脳を刺激するってことですね(右利きの人)
でも、右は左を制するってことではないそうですよ…くどいですが(>.<)


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