精霊達に、就寝前、気になっていた彼らの背後に見える基地のようなものを詳しく見せてくれるようにお願いしたことがありました。
どうせ、理解はできないだろうけど、詳しく見たいなあと単純にそう考えたからです。
その夜、きっちりと彼らは私の願望に応えてくれました。
その日の夜中、無理矢理起こされて…
ぼんやりとした頭で、彼らを見つめてみると、
『立ちなさい…』って感じの手振りをしているわけです。
ああ、そうか…俺が頼んだんだったなあ…とぼやけている頭を必死になって動かし、ふらふらと立ち上がりました。
何をするんだろうと思って彼らを観察すると、私の後方にある、窓を指差すわけです。
で、仕方なくベッドから降り、窓に近寄り、カーテンを開け、窓も開けました。
そこには、通常、隣のビルが立ちはだかっています。
かなり高層のビルが建っており、景色を見渡すことは無理です。
こちらと同じ階のそのビルの一室の窓に掛けられたブラインドが見えるだけの筈なのです。
通常は…
ところが…
窓を開けて、見つめたその先には、いつものビルなど存在しておらず、なんと広大な人工物が…
とても遠くにまで広がっているのです。
そして、形容しがたい程巨大なものが見えました。
どんなものと言われても、説明できません。
似たようなものは見た事なかったから。
基地と表現したら表現できるかもしれない、見た事ない景色。
私は唖然としました。
彼らは、それらを指差し、何か言っているように見えました。
驚いたことに、その基地と呼べるかもしれない広大なモノは、少しずつ動き始め、私のベランダのすぐ近くにまで移動してきたのです。
『なんじゃこれ…』
外に向かい思わず呟いていました。
しかも渡り廊下のようなものまで出てきて、可能であれば、向こうの得体の知れないモノに、移動できそうな感じ。
その衝動を慌てて抑えました。
なぜなら、この部屋は地上9階…
あのモノは、どこかにか存在しているのかもしれないが、確実にこの世界には存在してないのですから…。
ベランダから踏み出したら、確実に次の日の夕刊に、
『謎の飛び降り…孤独な中年男性、怪死!』って掲載されるのは、さすがに理解できましたもの(^^*)
誘惑を抑えながらも、
彼らは、一体何を用意してくれたんじゃ…と驚きを隠せませんでした。
ただただ果てしなく広がる巨大な人工物…その果ては何があるのやらさっぱりと判りませんでした。
彼らの壮大なパフォーマンスだったのでしょうか…!?
それとも、彼らは、私を罠に嵌めようとしたのでしょうか…(笑)
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